'1-2. 読書記録' Category

「西の魔女が死んだ」

西の魔女が死んだ「西の魔女が死んだ」。梨木香歩さんの児童文学。先日読んだ「家守綺譚」が忘れられずに、amazonした。
じんわりと泣いた。良い……。

小学生の頃好きだった本を思い出した。「クレヨン王国」シリーズ。女の子が不思議な冒険をしながら成長する物語である。「西の魔女が死んだ」に冒険はないが、不思議がある。日常にありそうで無さそうで。うん、やっぱり無い。少なくともわたしの生きる範囲には無い世界。生き生きと植物の匂いがする、暖かで強い世界だ。この世界感が好きだ。そしておばあちゃんが好き。

余談。主人公は、まいという名前なのだけど、知人の娘が麻衣ちゃんというので、ちょっとかぶった。麻衣ちゃんの成長した姿を見ているような気がしたー。

「家守綺譚」

家守綺譚「家守綺譚」。梨木香歩さんの小説。3月頃に読んだ。
あまりに好きで、びっくりするほど好きで、感想を書くのがためらわれた。
くすっと笑えるのだ。わはは、ではない。ぶっ、でもない。小さく、クスリと笑える小説なのだ(わたしは小説を読むとき泣くことはあっても笑うことは少ない)。
死んだ友人が現れたり、サルスベリが恋をしたり、河童が川を流れたりする。ちょっとお間抜けな主人公はそれらを少し驚きながら普通に受け入れている。
主人公もこの世界も文章も好き。ああどうしようわたしの理想に出会ってしまった、と思った。
ああ、本当に読むべしですよ。べしー。

カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー著)読了

カラマーゾフの兄弟 上   新潮文庫 ト 1-9
1月か2月に読んだ「カラマーゾフの兄弟」について書いておこう。友人が貸してくれたのだ。ありがとう。
ドストエフスキーとかって、難しいと思い込んでたけれど、素直に面白かった。上・中・下と止まらなかった。これを読むためにだいぶ仕事が遅くなってしまったかもしれない。
なぜかカラマーゾフの兄弟は、13人兄弟だと思い込んでいたのだけど、これはどこから得た事前情報だったのだろう。実際は3人兄弟であった。それぞれ性質の異なる3人に放蕩物のとんでもない父が加わって、物語となっている。

途中、「大審問官」のくだりが難しかった。面白くないわけではないのだが、理解しようとすると寝てしまうのだ。ベッドでその場面を読むのは危険である。カフェでコーヒーなど飲みつつ、が良いだろう(わたしコーヒー飲むとお腹壊すけどねー)。

末の弟アリョーシャは、純真で敬虔でまっすぐで誠実で、うおおぉぉと思う。今まで読んだすべての本の登場人物の中で一番好感が持てる、と言えるかもしれない。それは、抱かれたい男No1とかそういった問題ではなく、人として。彼がこれからどう生きるのか知りたかった。
続編があると書いてあったので、うきうきしていたけれど、ドストエフスキーさん、書く前に死んでしまったのですね。
誰か死んだ人を生き返らせることができるとしたら、ドストエフスキーを推薦する。アリョーシャの物語が読みたいのだ。

椿姫(デュマ・フィス著)読了

椿姫ひとつ仕事を終えて、次にうつる前に、ちょっとした逃避の読書が活力となる。本棚を探すと読んでいない本があった。
『椿姫』(デュマ・フィス著)だ。
1、2ヶ月前にどこかの本屋で購入していたものだ。
わたしはこういった、社交界だとか貴族だとかそういったものを描いたヨーロッパあたりの小説が好きで最近よく読んでいる。これもその一環だ。
最初のほうは、期待したほど面白くないなーと思った。とは言え、途中で止めて仕事に戻ることはできなかった。読みやすいので、すいすい読める。先が気になってしょうがない類ではないけど何でこう惹かれたのだろう。
娼婦であるマルグリット(椿姫)の魅力も始めはわからなかった。つまり彼女が恋をするまでは。愛を知ったマルグリットには強烈に共感や同情や云々。うおー。最後のあたりはずっとボロボロに泣きながら読んでいた。泣き疲れてなんかすっきりした……。そんな本。
次は小説じゃない椿姫を見たいなー。

そんなわけで何時間の逃避だったかな。仕事やばい。このまま眠れたら幸せなのだが。

読書記録カテゴリ

ようやくMTをアップグレードしてみた。diaryのサブカテゴリにbookを作成。これでためらうことなく読書記録が書ける。読書感想文はたいしたこと書かないと思う。だいした読書家でないし。

いろいろサブカテゴリの設定をしなければならないが、今はただひたすら眠い……。ので、しばし放置しておこう。おやみー。