回避
[ 4. 詩 ]
胸のうち
開放できない言葉は
このまま、膿んで、腐って
そして、風化するといい
空いた穴を、埋める術は
ひとつしかないとしても
そのために出来ることは
数え切れないから
ただ遥かだとうなだれておく
先を見てはならない
30センチ先の地面を指標として
進まなければならない
あるいは立ち止まり
あるいは寝転がり
息を吐いて、吐いて、吐いたら
少しは空気を親しいものとして
また胸のうちに入れる
[ 4. 詩 ]
胸のうち
開放できない言葉は
このまま、膿んで、腐って
そして、風化するといい
空いた穴を、埋める術は
ひとつしかないとしても
そのために出来ることは
数え切れないから
ただ遥かだとうなだれておく
先を見てはならない
30センチ先の地面を指標として
進まなければならない
あるいは立ち止まり
あるいは寝転がり
息を吐いて、吐いて、吐いたら
少しは空気を親しいものとして
また胸のうちに入れる
[ 4. 詩 ]
一日のほとんどを寝て過ごす猫とともに
わたしも、ただ寝るばかりの生活。
起こしてくれる人がなくて
今日もノビをしては、ベッドにもぐりこむ。
台風が来て、去って行きました。
それを歓迎した人がいたとして
わたしには関係のないこと。
胸の内にある、
いくつもの禁じられた言葉・行動
少しでも開放したら
この生活から開放されるのでしょうか。
それは違う。違うことすら承知。
台風が来て、去って行きました。
いつまでも雨は降りつづけます。