[ 4. 詩 ]
部屋の電気は点けてない
膝の上眠る猫を撫でる
ぴんと伸びたヒゲを触る
不満そうに鳴いて猫は去る
私はキーボードの上で眠る
すべてのすべての明かりが消える
朝のすこうし前の時間
2004年10月7日(木) 23:24 | コメントする
もっと普通ならば良かった
目立たずに、目立たずに
平凡に、少しだけ幸せに
それでなかったら
もっと特別になりたい
世界中に知られるくらい
あなたとも、あなたとも、あなたとも
違う人間だと証明したい
23:22 | コメントする
全部捨てる
仕事も親も友人も恋人も猫も部屋も
全部
そして拾いに行く
涙は誰にも見せてない
誰もいない部屋で唄う
声は何にも吸い込まれず響く
響いて
誰にも届かないまま
宙に消えてく
涙が出そうにもなった
それは大げさではない
その心臓は規則正しく動いていた
その寝息がかすかに腕にかかっていた
黒くて小さくて柔らかい
にゃん 短く鳴いた
寝ぼけてる 愛してる 生きている
23:21 | コメントする