たばこ初級者が語る

タイトルのままです。初級者が語っとります。(01.12.28)


たばこを吸っている。
メンソール系1mgに始まり、ラークの軽いやつ、それから女性で吸っている率が高いマイルドセブン。ライトからスーパーライト、そして現在のエクストラライトと推移した。
たばこ歴が短いので思うのかもしれないが、どれも大して美味しくない。体調が悪いと胸焼けがするし、飛行機やエレベーターに乗る前に吸うと気持ち悪さ倍増なのである。ひょっとしてうまいのかもしれないと感じるのは、体調が良くて、胃に何か入っているときだけである。
こんなことを言っていると、歴が長い方々に叱責を受けてしまうかもしれない。また、たばこに興味がない方は、こういう半端スモーカーを軽蔑する向きもあるだろう。
それなのにどうしてとお思いの方へ。
奇妙な陶酔感があり、気持ちが落ち着くからととりあえず答える。
もう少し突っ込んで話すとこうだ。
煙を吸い込む、たくさん吐き出す。これは深呼吸であり、公然と出来るため息なのだ。遠くを見て吐いても、上を向いて吐いてもそう問題はない。たばこに火をつけてさえいれば許されるのだ。
気持ちが落ち着くはずである。
人と喧嘩したとき、代理店に無理難題ふっかけられたとき、たばこに火をつけ煙を肺に入れては吐き出すその呼吸と間によって、冷静に処理できる。成分としての話もあるだろう。
まあ便利な道具なのである。
そんなわけで、止めようと思えば難なく止められる段階なのだが、そんな気は毛頭ない。
喫煙所でのふしぎな連帯感も、わたしにとっては20数年間未知のゾーンであったのだが、体験してみると無くすには惜しいものなのである。一緒にため息をつき合った相手は、心憎からず思ってしまうものではないか。
たばこブラボウ。身体に悪くない程度に吸っていこう。
そして、この美味しさを理解できるようになったとき、たばこ中級と名乗ろうと思う。
しかしさて免許皆伝、までは、正直行きたくないものだ。

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