[ 4. 詩 ]
きみがいない朝
つよく風を受け
口を開けて居た
上を向いて居た
空はそこに居た
何も言えず居た
わたしと同じで
気持ちを消して
ただあおく居た
口を開けて居た
空気流れこんだ
呼吸できて居た
涙ながれ落ちた
きみがいなくて
きみがいない朝
空がそこに居た
滲んでただ居た
消えてなくなれ
消してしまえと
何度も涙ぬぐい
涙ぬぐい本当は
きみが居た朝を
その柔らかさを
覚えてきざんで
忘れたくないと
なお空を見上げ
なお涙落とした
2004年10月7日(木) 23:40 | コメントする
[ 4. 詩 ]
胸のうち
開放できない言葉は
このまま、膿んで、腐って
そして、風化するといい
空いた穴を、埋める術は
ひとつしかないとしても
そのために出来ることは
数え切れないから
ただ遥かだとうなだれておく
先を見てはならない
30センチ先の地面を指標として
進まなければならない
あるいは立ち止まり
あるいは寝転がり
息を吐いて、吐いて、吐いたら
少しは空気を親しいものとして
また胸のうちに入れる
23:40 | コメントする
[ 4. 詩 ]
唄いながら
てのひらを
太陽にかざした
そこに
エネルギーを
集めて
集めて
この身体の中
特定の不特定の幸せは
暖まり増殖する
肌寒い季節であっても
23:38 | コメントする
[ 4. 詩 ]
一日のほとんどを寝て過ごす猫とともに
わたしも、ただ寝るばかりの生活。
起こしてくれる人がなくて
今日もノビをしては、ベッドにもぐりこむ。
台風が来て、去って行きました。
それを歓迎した人がいたとして
わたしには関係のないこと。
胸の内にある、
いくつもの禁じられた言葉・行動
少しでも開放したら
この生活から開放されるのでしょうか。
それは違う。違うことすら承知。
台風が来て、去って行きました。
いつまでも雨は降りつづけます。
23:38 | コメントする
[ 4. 詩 ]
瞬間的に私を支配した
その不思議な感情に、
逆らう事はできなかった。
私はゆっくりと手をまわし
自分の首を絞めはじめた。
ここが動脈。
雲により分散された朝の光は
窓から忍び込み、空間をゆるく暖める。
雨は、降っているのでしょうか?
私は空を見上げてしまう。
自分の手は、
自分を殺すのをためらう。
23:37 | コメントする