猫だけだ 

何も聞こえない夜だ

空気の動きに目を覚ます

猫だけだ

当たり前だけど

あなたがいない

また目を閉じる

床から3センチ

ため息が埋め尽くしてる

排出量が加速度をつけたから

このままではいつか溺れるね

乾いた空気に乾いた笑いが映える

季節の変わり目はとても危うい

私はベッドから降りられなくなる

わたしへ

現在の私に対する不満を

並べ立ててため息をつく

このままでいいなんて

当たり前だけど思ってないから

ぜんぶ自分が正しいような口調の

あなたにはついていけない

不可抗力

きみの掌はあたたかい。

きみの声はやわらかい。

私のこわばった手足が

幾度、きみを拒んでも。

頭痛

思ってるすべてを口に出来ない

軌道修正まで自分でやってるから

本当も嘘もわからない

雷雨で笑ってて、すぐに涙が出てきて

触れないで欲しいって、

云ったらあなたはどうするかな

夜が来て、ひどく頭が痛い

遠くへ行って

誰にも会わない遠くに行って

誰にも会えないことを嘆きたい